訪問看護師が知っておきたい基礎知識

「病院」「診療所」「訪問看護ステーション」に勤務して、看護が必要な患者様の自宅を直接訪問して看護ケアをする看護師が訪問看護師です。 ここでは、訪問看護師が知っておきたい基礎知識を解説いたします。

日本国内では1983(昭和58)年、老人保健法により訪問看護が位置づけられました。 訪問する場合は「徒歩」「自転車」「自動車」「バイク」が一般的です。 普通自動車免許所持者を求人条件にしているところが多いです。

訪問看護師は特に看護師資格を持っておれば特別な資格は不要です。 地域によって異なりますが、場合によっては<介護研修>を受講しなければならないケースもあります。 訪問看護ステーションでの勤務の場合は未経験は採用されにくく数年間の臨床経験が求められます。

通年で3年以上の在宅ケア領域で看護師としての経験を積めば<訪問看護師の認定資格を取得する権利>を獲得できます。 訪問看護の認定看護師は300名程度とまだまだ多くはありません。 しかし高齢化が進んでいる日本社会では間違いなく注目される分野であるでしょう。

では訪問看護師の仕事内容をご説明しましょう。 介護度を証明する介護保険証や医療保険証を持つ高齢者の中で「怪我」や「病院」で自宅療養している人が対象です。

・寝たきりの人。
・記憶力の低下が見られる人。
・おむつの使用がある人。
・体内に胃瘻などの管をいれている人。
・床ずれがある人。

次のようなケアをします。

(1)血圧・体温・呼吸・脈拍などのバイタルを測定して病状を観察します。
(2)移動・排泄・清潔・食事の介助をします。
(3)検尿・採血・摘便をします。
(4)服薬指導や服薬管理をします。
(5)精神的に不安定な場合はメンタルケアをします。
(6)患者様のご家族に介護方法の指導やアドバイスをします。
(7)医師の指示に従った医療的措置をします。

次に病院の訪問看護と訪問看護ステーションの違いについて説明します。 病院の管理者は「医師」になります。 訪問看護ステーションの管理者は「看護師」になります。

病院の訪問看護の場合は病院の患者様をその病院に所属している医師の指示で看護します。 一方の訪問看護ステーションの場合は病院施設を問いません。 幅広い患者様に対して主治医から指示を受けるスタイルになります。

以上、訪問看護師が知っておきたい基礎知識を解説いたしました。

ページの先頭へ